治安と安全対策

海外生活をしてみて学んだことの1つは安全対策です。もちろん日本でも犯罪・事故・事件は日常的に発生しているわけですが。日本で生活していた頃はバスや電車の中でついうとうとしたり、歩きスマホをして電柱にぶつかったりすることもありました(歩きスマホは危険です)。


 初めてバンクーバーに到着した時は目に映るもの全てのものが新鮮で右も左もわからなかった状態でした。それから2年が過ぎ、環境にも慣れ海外での生活が日常になりました。でも、バスの中でのうたた寝や歩きスマホはしません。場所や時間、1人でいる時、友人といる時など時と場合によりレベルは異なりますが外出している時、警戒心は常に持ち続けています。


 旅行をする上で様々なリスクはつきものです。しかし、できる範囲で安全対策を講じておくことは自分の身を守るため、また楽しい旅行にするために不可欠です。今回はペルーの治安と安全対策についてです。





外務省 海外安全ホームページより(2017年3月3日現在)













上の地図では色が濃くなるにつれ危険警戒度が高いことを示しています。
リマ市は危険レベル1に該当し
その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要
とされています。
 首都リマには玄関口となるホルヘ・チャベス国際空港をはじめ観光スポットとなる場所があるので、ほとんどの観光客が通過する場所といえるでしょう。リマ市内において特に注意すべきエリアラ・ヴィクトリア区のガマラ通り周辺、スルキーヨ区のアンガモス通り周辺、カヤオ特別憲法市のダウンタウンと言われています。
 クスコやマチュピチュなど主要な観光地では、警備体制が整っていますが、観光地に多いスリや強盗などの軽犯罪に対しての基本的は対策は必要です。




💡安全に過ごすためのポイント💡


●ホルヘ・チャベス国際空港からリマ市街へは送迎サービスまたはタクシーを使う
ホルヘ・チャベス国際空港からリマ市街までは10km程距離があります。空港周囲からの幹線道路は特に犯罪が多発しており、信号待ちをしているタクシーの窓ガラスを割る強盗もいるくらいです。ホテルの送迎サービスを利用したり、タクシーを利用しましょう。


スキを見せない
ガイドブックや地図を広げて街中を歩く姿は完全に土地勘のない旅行者であることを表します。ガイドブックにカバーを付けたり、ある程度道順を確認して行くなどしましょう。
    観光地であっても裏路地や数ブロック外れるとひと気がなくなることは珍しくありません。人通りが少なくなってきたなと思ったら引き返しできるだけ大通りを通りましょう。また、暗くなってからの外出は控えましょう。
      イアフォンはせず、周囲の気配や音に耳をすませ、時々振り返ったりして周りの様子を確認するとともに、相手に“警戒しているぞ”ということを示しましょう。


        ●物を奪われた時、取り返そうとしない
        咄嗟に抵抗してしまいがちですが、無理に奪われた物を取り返そうとしたり追いかけたりすると、相手は危害を加えてくる可能性が高いです。自分の命と体に代えられるものはありません。


        ●貴重品は常に身に着け、不必要に出さない
        スマートフォンかデジタルカメラは転売目的で狙われます。歩きスマホはせず、使用したら内ポケットやカバンにしまいましょう。レストランやカフェなどで食事の写真を撮ったりしてついテーブルの上に置く人は忘れ物やスリに注意です。お金は分散して持ちましょう。


        ●安いものにはそれだけの理由があるということ
        できるだけ、旅行費用を安く抑えたいと思うのは誰しも思うことです。日本においては“安いのに良いもの”が数多く存在します。しかし、海外においては安いものにはそれだけの理由があるということです。


        基本的なことだと思われるかもしれません。しかし、普段の生活の癖や無意識のうちについやってしまうこともあります。そんなちょっとしたスキを狙われる可能性がありますので油断禁物です。














        在ペルー日本国大使館のホームページでも犯罪被害例を確認できます。
           





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